HSKの4級は中国語検定3級、HSK5級が中国語検定2級~準1級相当レベル
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中国語検定3級は学習目安が「一般大学の第二外国語における第二年度履修程度、常用語が1,000~2,000語程度」とされHSK4級程度に相当します。中国の大学側は、初級レベルで留学にきても「1年の留学でHSK4~5級」、「1年半~2年の留学でHSK6級」が取れると言っています。
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留学前にHSK4級程度の実力がある方は1年の留学でHSK6級を取ってしまう方もいらっしゃいます。HSKの5級と6級で重要になるのは過去問題の取り組みです。日本人が苦手なヒアリング強化の他に文章を組み立てて素早く書く練習にも力を入れましょう。
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HSKのレベルと過去問題サイト
1.相手の理想スキル
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日本語学院(学部)の本科3~4年生または大学院生で日本語検定1級(N1)の保有者。※本科の4年生や大学院の3年生はインターンや卒業論文、アルバイトで忙しいようです。
2.家庭教師の探し方
①大学事務局を通じて相手を探してもらう。(相互学習であれば基本的に無料です)
②先に来ている日本人留学生から知り合いの中国人を通じて紹介してもらう。
③その他
※①互いに母国語を教える事が目的のため、中国語を教えて貰う事に集中できません。
※③大学の文化交流行事などを通じて知り合う。(参考:遼寧師範大学 日本語コーナー)
3.大連の月謝相場
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50~60元/h程度です。※北京や上海の相場は100元/h以上です。
4.取り決め事
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申込書が必要と言う事はなく勉強方法も含め全て話し合いで決めます。(いつ、どこで、1回あたりの時間と月謝、勉強方法)教えてもらった日と時間をカレンダーなどに毎回メモで残し、それを相手と共有しておきて、月締めで支払うのが一般的です。
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ポイントとして相手は聞かれた事には答えてくれますが教えるプロではありません。学習方法は相手と相談しながら自分で組み立てて行く必要があります。
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勉強方法の例:1回あたり2時間の場合「授業で分からなかった部分の復習/宿題/教科書の朗読」に1時間、「テーマを決め中国語での会話」に1時間など。
中国(海外)での留学生活は日本との生活習慣や文化の違いを理解しリスク管理をする事が必要です。「中国 安全対策基礎データ」
健康管理
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慣れない留学生活が始まり体調を崩される方もいらっしゃいます。飲み水で言えば中国は水道水は飲めないためミネラルウオーターを飲みますが、夏場に暑いからと言ってがぶ飲みすると下痢する事もあります。一度沸騰させたものを飲むなどして下さい。
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日本と比べると中国の空気は相対的によくありません。中には喉の痛みを訴える方がいらっしゃいます。うがい薬やマスクは携帯するようにしましょう。
学生寮生活
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寮の部屋の中や敷地で夜遅くまで大声で騒いでいる留学生がいます。他の留学生の迷惑になる事は言うまでもありません。学生寮は共同生活の場である事を忘れずに節度ある行動が必要です。中国の某大学では日本の特定の大学から来ている留学生が夜遅くまで寮の部屋の中で騒いでいたため、彼らが在籍する日本の大学のHPに苦情が書き込まれた事もあります。
飲酒 他
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週末など繁華街に出かけて夜遅くまでお酒を飲む方がいらっしゃいますが、羽目を外し過ぎるとトラブルに巻き込まれかねません。特に一人での行動は避け、節度を持ち留学生らしい振る舞いが必要です。※全て自己責任です。
反日感情
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中国は過去に日本が多大な迷惑をかけた相手国であるのは事実です。我々の世代が直接関与していないものの、相手は反日教育を受けているため反日感情があって当たり前である事を理解して下さい。 サイト内「中国カレンダー」⇒「反日感情が高まりやすい日」をご覧ください。
偽物/コピー品他
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中国で高価な物を買うのは避けましょう。偽物/コピー品(山寨=shan zhai)が多いためです。
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中国で買ったスマホは日本で使ない場合があります。(日本の機器認定を受けていない物を使用すると電波法違反です)
ホームステイ
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中国ではまだホームステイは浸透していません。ネットで検索しても情報自体が少なく、あったとしても情報が古かったり、地域(ホストファミリー)が限定されていたり、費用が割高なものばかりです。
アルバイト
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中国では殆どの大学で留学生のアルバイトを禁止しています。
※これらは大連、北京、上海に限った事ではありません。